4/9(日)店主・京都でお話しました。『まちのゲストハウス考』巡業 京都場所 vol.2|「暮らしをつなぐ」

『まちのゲストハウス考』巡業 京都場所 vol.2「暮らしをつなぐ」
 
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1704guesthouse_2/index.htm
https://www.facebook.com/events/271165033335657/

『まちのゲストハウス考』では、商店街の一角や山あいの村で丁寧に宿をつくり続ける運営者たち9人の綴った日々に、空き家活用や小さな経済圏・社会資本の創出拠点としての可能性を探っています。
 
『まちのゲストハウス考』巡業は、本書に登場する全国の宿を巡って“ゲストハウスのこれまでと現在”を振り返り、“これから”につながる知恵や可能性を探るイベントです。
 
初場所・岡山につづいて、vol.2の京都場所は、編者の東京工業大学の真野洋介先生、建築家の片岡八重子さんをはじめ、本書の著者、岡山〈とりいくぐる〉のオーナーである明石健治さん、長野〈1166バックパッカーズ〉の飯室織絵さん、そしてゲストハウスプレス編集長の西村祐子さんの5名にお集まりいただきます。研究者、建築家、メディア、そして運営者と多様な視点を持ち寄り、「暮らしをつなぐ」と題して、まちの玄関口・移住の窓口としてのゲストハウスの役割を探っていきます。今、宿はまちとどのようにかかわっていて、今後どんな関係をつくっていきたいか、じっくり紐解きます。
 
運営の舞台裏、まち暮らしの面白さ、日々の試行錯誤、やりがいや展望にもたっぷりと迫る予定。ふるってご参加ください。
 
 
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【概 要】
 
日  時 : 2017年4月9日(日)
 13:30開場、14:00~17:00
場  所 : 学芸出版社3階(京都駅徒歩5分)
定  員 : 50名
参加費 : 1500円
 ※本書を当日購入or持参の方は会費を500円引
懇親会 : 1000円(同会場)
主  催 : 学芸出版社
後  援 : 奉還町4丁目ラウンジ・カド
申  込 : http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1704guesthouse_2/index.htm
問合せ : 学芸出版社 担当 : 岩切
 MAIL: iwakiri@gakugei-pub.co.jp(※@を半角に)
 TEL: 075-342-2600 
 

【ゲスト】

真野 陽介(まの・ようすけ)
 
東京工業大学環境・社会理工学院建築学系准教授。 1971年生まれ、岡山県倉敷市出身。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了、博士(工学)。東京理科大学助手等を経て現職。 共著書に『まちづくり市民事業』(学芸出版社)、『復興まちづくりの時代』(建築資料研究社)、『まちづくり教書』(鹿島出版会)ほか。
 
 
片岡 八重子(かたおか・やえこ)
 
株式会社ココロエ一級建築士事務所代表、一級建築士、宅地建物取引士、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト理事。1974年千葉県流山市出身。1995年青山学院女子短期大学卒業、1995~2000年スターツ株式会社(不動産建設業)勤務後、2000年東京理科大学工学部2部建築学科編入学し、大月研究室で住宅問題を研究。岡村泰之建築設計事務所を経て、2008年独立。共著書に『地方で建築を仕事にする』(学芸出版社)ほか。

明石 健治(あかし・けんじ)
 
ゲストハウス&ラウンジ〈とりいくぐる〉共同オーナーのひとり。1986年生まれ。中肉中背。運動神経は悪く、納豆が嫌い。前職にて仕事中に交通事故に遭い、どうせ死ぬならもっと何か面白いことをやってからという考えに至り、2013年、生まれ育った岡山にてゲストハウスを開業。少しマニアックな映画作品になると途端に岡山まで回ってこない以外は概ね満足なこの街で、もっと楽しく可笑しく暮らせないかと考えている。
 
 
飯室織絵(いいむろ・おりえ)
 
1980年兵庫県出身。カナダ、オーストラリア、日本国内で働きながら10年間で20回の引っ越しを経験。就職で長野県に縁があり、2010年に長野市善光寺門前に素泊まり相部屋の宿泊施設・1166バックパッカーズを開業。ガイドブックに載っている情報だけでは満足できない観光客と地元民を緩やかにつなぐパイプ役を目指す。2012年に結婚、2016年に長女を出産。家事と育児と仕事のバランスを模索中。
 
 
西村祐子(にしむら・ゆうこ)

ゲストハウスプレス編集長。大学卒業後、株式会社良品計画にて無印良品店長、ウェブマーケティング会社にてディレクター職を経たのち独立。アメリカ留学で習得したメディカルマッサージを武器にボディセラピーサロン経営する傍ら、旅の楽しさを伝えるツアー・イベントなどを開催。現在は、ゲストハウスプレス運営のほか、大阪を拠点にあたらしい旅の情報発信、事業プロデュース等を行っている。
≫ web site|ゲストハウスプレス|http://guesthousepress.jp/
 
 
【プログラム】
 
13:30 開場
14:00 トークイベント開始
17:00 終了
17:30 懇親会
 
 
【書籍情報】

『まちのゲストハウス考』

真野 洋介・片岡 八重子 編

Amazon|http://amzn.asia/e2mwmFv

まちの風情を色濃く残す路地や縁側、近所のカフェや銭湯、居合わせた地元民と旅人の何気ない会話。宿には日夜人が集い、多世代交流の場や移住窓口としても機能し始めている。
商店街の一角や山あいの村で丁寧に場をつくり続ける運営者たちのエッセイ9編に空き家活用や小さな経済圏・社会資本の創出拠点としての可能性を探る。
 
[目次]
 
《 chapter 1 》ゲストハウスが始まるまち/ 片岡 八重子
 
1. ことのはじまり。まちの空き家再生
 ・移住先で出会った新たなライフワーク
 ・〈あなごのねどこ〉と〈みはらし亭〉:初めての大型空き家再生
 ・まちの居場所を増やすお手伝い
 2. 人とまちとのマッチング
 ・〈かじこ〉:さまざまな出会いの原点、そして松崎へ
 ・〈たみ〉:まちの人たちに支えられたゼロからの拠点づくり
 3. まちを変える頼もしいプレーヤーたち
 ・〈 Nawate〉:入念なプロセスメイキングとチームづくりが生んだ場所
 ・宿の外へ。広がり続ける小さな変化
 
《 chapter 2》九つのまちのゲストハウス

2-1 そのまちに似合う宿をつくる人たち
1.広島「 尾道ゲストハウス あなごのねどこ」
40mの路地奥で出会う下町風情の後継者たち/ 豊田雅子

2.長野「 1166 backpackers」
ご近所さんともてなす門前町の一期一会/ 飯室 織絵 (Orie Iimuro)

3.岡山(西粟倉)「 あわくら温泉 元湯」
子どももお年寄りも! 笑顔が集う山村の温泉宿/ 井筒 もめ

column
「ゲストハウスプレスが探す “日本の旅の、あたらしいかたち"」
  Guesthouse Press(ゲストハウスプレス) 編集長・ 西村 祐子 (Yuko Nishimura)

4.富山「 町家体験ゲストハウス ほんまちの家」
普段着の高岡を伝える。まちなか暮らしに溶け込む宿/ 加納 亮介 (Ryohsuke Kanoh)

5.福井「 福井ゲストハウス SAMMIE'S」
時間をかけて手でつくる。福井の旬を届ける編集拠点/ 森岡 咲子

6.岡山「 とりいくぐる Guesthouse & Lounge」
商店街に佇む、日常と非日常をつなぐ小さな結界/ 明石 健治

7.鳥取「 たみ・ Y Pub&Hostel」
他者と遭遇する場所を営み続けて気づいたこと/蛇谷りえ

2-2 ゲストハウスのあたらしい役割
8.秋田・香川「 Share Village Project」
コミュニティが古民家を救う! 過疎の山村を支える仕組みとしての宿/ 武田 昌大 (Masahiro Takeda)

9.宮城・熊本「架け橋・山麓園」
距離を縮める場づくり。復興ボランティア拠点としてのゲストハウス/ 田中 惇敏 (Tanaka Atsutoshi)
 
《 chapter 3 》暮らしをつなぐゲストハウス/真野洋介

 1. なぜ彼らのゲストハウスには人が集まるのか
 ・人と場所の物語を貯蔵する小さな宿
 ・まちの今を「考現」するゲストハウス
 ・まちの時間と居場所をつなぐ結節点づくり
 ・地域を支える「場のビジネス」を再構築する
 ・ゆるやかに伝播する変革の波

 2. 滞在の先に続く日常への関心の高まり
 ・「暮らしに滞在」するという宿泊ニーズの変化
 ・2000年以降のアートシーンに見るゲストハウスの原型
 ・滞在から日常への展開:ネイバーフッド、コミュニティ、サードプレイス

 3. マス・インバウンドと対極の小さな流れを掴む
 ・個人のささやかな物語に次の時代を見出す
 ・場のビジネスから、小さなイノベーションをエンパワメントする
 ・二拠点化・流動化が引き起こす地方回帰の機運

 4. 小さな宿から考える、小さなまちの未来
 ・まちの趣と履歴を伝える器として、空き家を捉え直す
 ・ゲストハウスにみる日常のリ・デザイン