別解
まさかこんな脳みそをフル回転させる1年になるとは知る由もなかった2020年元旦、「今年は、宿以外に何かやるぞ」と宣言していました。というのも、2010年から始めた宿が10年。自分自身も40代に入り、そういう意味で大きな区切りの1年になるはずだったから。
2020年の元旦、ただ1年の抱負としてかたった「別解」でしたが、このコロナ禍で必要性をまざまざと感じました。
沖縄のTINTO*TINTOさんもおっしゃっていたけれど、今年はインバウンドに偏っていた宿にとってはその苦痛は人一倍大きかったと思う。じゃぁ100%国内旅行者相手だったらよかったのかというと、また違った災害(など)があったときに辛い思いをする可能性がある。もっと大きな枠で考えると、観光というのは突き詰めたところで考えると、自粛しようと思えば自粛できるものなので、観光に偏った経営をしているとこれまた辛い局面がでてくるのだな、と。
100の仕事という意味での百姓。そこまでは手が届かないけれど、別解についてもう少しきちんと考えよう、そんな風に思っています。
昨夜は年内最後の週末であり、Go To トラベルキャンペーン滑り込みであり、ナノグラフィカの空き家見学会の前日であり、全日本フィギュアスケート開催中で長野市内の宿が枯渇していたり(うちはフィギュア観戦のお客さんはゼロでしたが)で、久々に賑わいの夜。こういう夜にスタッフが楽しんで仕事をしてくれていると私はとっても嬉しい。やっぱりゲストハウスはこうでなくっちゃね、と。
飯室でした
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