「また行きたい」の気持ち

「また行きたい」の気持ちはどこからやってくるのか?

 ツイッター上で、そう呟いている宿屋の女将がいらっしゃった。いろんなコメントが集まるなか、自分は「 "そこに行くと、自分の心が良い状態に安定する" ことが "繰り返される" というのが大切なのかなーと思っています」とコメントした。

 正直、「期待以上のサービスがあった場合」なんて思っていたときもあった。でも実は、小さいころから遠足や他人の家で食事をするような "いつもと違う" 環境が苦手だった自分はそんな "期待以上の" サービス(サプライズ感のあるもの)を求めてはいないということに気がついた。

 自分が複数回泊まった宿を思い出したとき、ではなぜに2度目、3度目があったか。それは、1度目に泊まったときに、気持ちよく泊まれたからであって、そのときの満足感(これはサービスに対して満足しているというよりも、自分の心が満足したという意味なんだけれども、伝わりますかね)が心地よく、あぁ、またああいう気持ちになりたいな、心が満たされたらいいなぁ、そんな気持ちで再度足を運ぶのだと思う。

だから、宿屋としては、決して裏切ってはいけないと思うけれど、常に期待以上のものを!と意気込む必要もないように思う。

 

 「1166bp行ったら自分の心が満たされるから」と思っていただけるように、変わらず、気取らず、でも丁寧に宿を続けてゆきたいもんです。

飯室でした

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