今年のお盆
なんだか久しぶりの更新になってしまいました。この間、書いては消して、書いては消してを何度かやっていました。書くとなんだかネガティヴな内容に取られてしまいそうで。いやいやでもほんとうは結構ポジティブなのにな、ただただ今の宿泊業(というか1166バックパッカーズの経営)についてをありのままに残しておきたいだけなのに、なんか違う風に伝わっちゃうかもだよね、と消していました。
あんまりネガティヴに捉えられないようにあっさりと書くと、このお盆の予約台帳は白い部分が目立ちました。例年なら文字がびっしり、稼働率でいうと100%に近いところ、まぁ今年は稼働率でいうと20~50%くらい。(あぁ、散々ね、かわいそうに)と思ってくださるかもしれないし、経営的にはその通りなんだけれども、でも働く側としては時間に余裕があるので、一人一人のゲストへの対応に後悔が残らない。ラウンジを心地よく抜ける夏の風を感じる余裕もある。だからこれはこれでいいよな、なんて。長野の夏、気持ちいいよな、1166バックパッカーズのラウンジいいよな、なんて。
アフリカに住んでいた日本人男子が来てくれた。「(国によっては)日本人と考え方近い人たちも多いんですよ」なんて、いろいろと現地の話を身振り手振りリアルに面白く教えてくれた。地域おこし協力隊で長野の村にやってきた男子は生活が都会のころと一変したと。初ゲストハウスで緊張しているのかうまくキャッチボールができなくってちょっと心配した男子が帰り際に「また来たいです」と言ってくれ、長野の大学に進学したにも関わらずオンライン授業続きでようやく来月に引っ越し…なんて10代くんや、1泊2日の滞在で3温泉を決めようとしている男子や、北海道旅行を取りやめて長野の山を登っている男子が当日予約でやってきたり。
今朝、男子3人がラウンジで楽しそうに喋っていた。よくよく考えれば年齢は10代と20代と30代とバラバラ。でもそこにはなんの垣根もなく、学生時代の話やら、旅の話やら、部活の話やら、温泉の話やら、一緒になってわいわいと。こうしていろんなひとと出会うっていうのは、それからの人生の糧になるよね、なんてキッチンで濡れた食器を拭きながら思った。
こういう状況下でも、というかこういう状況下だからこそ、リアルな場を持っていてよかったな、と思う。ゲストハウスって、めっちゃいい場所だよ。
飯室でした
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