「助走」

4連休の初日、二日目はそれなりに多くの方々が来てくださりました。3日目の昨夜は急に静かに。コロナ前で考えると閑散期の平日でもここまでは…というゲストの数でしたが、まだまだ世の中は自粛だったり、そもそもベッド数減らしていたり、予約サイトに積極的に部屋を出してなかったり。きっといろんなことが影響しています。コロナ前の普段だったら連休中にこんなゲストの数の少ない日がやってきたら経営的に胃が痛くなったり、これからの営業に不安になったりしていたはず。

それでも今は「助走期間」。こういう時期に来てくださる方々に感謝しかありません。また賑わいを取り戻すには絶対に通過しないといけない期間。ここでちゃんとゲストに信頼してもらえるか、ファンになってもらえるか、それが今試されていると思っています。

話の角度を少し変えてみると、ゲストが少なくとも、スタッフは必ずラウンジに常駐していて、ゲストがひとりでも15人でも、気持ちはいつでもゲストの方へ向いています。おひとりでゆっくり読書、みたいな方へはそっとそういう時間をお渡しし、誰かと一緒に旅の話をしたいのにな〜なんていう方とは喜んで旅の話を。そういうやりとりを楽しみたいスタッフが働いています。また近所の方が入れ替わり立ち代わりやってきたりもします。

そういう意味では、どんな夜でも寂しくはないのが1166バックパッカーズのいいところなんだろうな、と。

ここのところは男女混合相部屋(通常8人部屋)を最大3名〜4名くらいで使っていただき、女性専用相部屋(通常4人部屋)を1名〜2名の貸切で使っていただいています。個室は通常通り個室で。正直経営的にはこの状態で満室が続いたとしても赤字ではありますが、それでもいまは助走期間。あまりこの助走期間が長くならないことを祈りながら、途中で転けないように頑張ります。

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