再スタートしました

バタバタしながらも、無事に初日の営業を終えました。23日(木)にお泊まりくださったのは、合計8名。誤解を恐れずに言うと、うちのようなゲストハウスで完全に三密を回避することは不可能です。しかもゲストハウスの魅力は旅先での知らない人との交流であったり、地元民との出会いであったり。ゆえにこのコロナ禍中での再開というのは、「密を避けての交流を」という、本当に一休さんのとんちのようです。

あらかじめ、予約者にはマスクをご持参いただくこと、手洗いうがいの徹底、検温のお願いなど基本的なことはお伝えし、館内でも各所にアルコールスプレイを設置したり、換気をこまめに行ったり、貸し出し用のアルコールスプレイを用意したり、相部屋はベッド数をいつもの半分にしての営業。

連日「陽性者数が○○!」というニュースが流れ、同じくしてGO TO キャンペーンのドタバタも相まって、もういろいろややこしすぎて、もう少し休館しておくべきなんだろうか…とかなり悩んだいました。

しかしながら、来てくださったみなさんの顔を見て、あぁ、宿やでよかったな、こういう場を持っていてよかったな、またこうして旅人が集まってくれてよかったな、とほんとうに感慨深い初日でした。

今朝も宿へゆくと、お泊まりのほぼみなさんがラウンジにいらっしゃって、ゆったりと(マスク越しに)おしゃべりをし、新スタッフのスーさんが案内するスー散歩に参加してくださった方々も。その後も何をするでもなく、ゆるゆるとラウンジに滞在し、リアルな場の強さのようなものを感じました。

余談ですが、スー散歩は混雑を回避するように小径に焦点を当てていました。私も久々に善光寺七小路のことを復習し、藤屋御本陳やぱてぃお大門の歴史に触れ、2010年に行われた武井神社の御柱祭を振り返っています。知らないことばかりなのですが、愛着のある住み営む地域だからこそ、いろいろと興味が湧いてきます。

私も週に2~3回、お客さんと一緒に街を歩きたいと思っています。ご宿泊時はぜひ。飯室でした。

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