情報が届きにくくなっている
なんでも過去と比べてしまうのは、自分が年をとったからかなぁ、なんて思うけれど、この数年で徐々に変化を感じることのひとつに、自分の情報発信力がどんどん衰えて言っているということがある。イベント開催時や求人をうつ際に特に実感する。以前はイベント開催をSNSなんかで告知した際に、それをきっかけに知らない人がきてくれることがかなり多かった。例えば「門前留学」といって90分間ひたすら英語で話すという会を毎月1度定期的にやっていたときは、学生さんはもちろんのこと、近所のスタバで働くひとやら、中学校の先生やらが、それをきっかけにしてくるようになったり、求人に置いても、告知すれば(はなからダメな人も入れれば)すぐに10人くらい問い合わせがあったりした。
ところがこの数年は、同じようにはいかなくなってきた。
そのことに、自分としては若干(いや、けっこう)凹んでいて、あぁ、もう1166バックパッカーズ忘れられたなぁーと弱気になることが多々。ただ一方で、自分のなかには他にも3つくらいの推論があって。
ひとつは、世の中に面白いことの分母が増えたということ。スマホもあり、ゴープロもあり、昔はなかった「面白いこと」がどんどん増えるけれど、自分の持っている時間は変わらず24時間。だから、時間の使い方が変わってきたんでは、と。
二つ目に、「忙しくなってきた」ということ。これは一つ目の「面白いこと」と違って、受動的にやらないといけないことが増えた。「面白いこと」をするにはそれなりにお金がかかる。そのためには働く時間も増える。
そして三つ目。一番感じるのが、「情報発信者が増えた」ということ。企業や店舗だけでなく、誰でもSNSを使う時代になり、発信することに時間が裂かれるのと当時に、1166バックパッカーズが発信する情報も数多の情報のなかにすぐに埋もれてしまう。タイムラインはあっという間に流れてゆき、「え、そんなことやってたの?」という状況だ。
では一体、これからどうしていくのだろう。うっすらと答えというのか、今の自分がやるべきことは見えてきた感じはあるが、確実なのはそこの情報発信の部分は片手間ではダメだということ。真剣に、時間をとって向き合わないといけないんだな、と考えています。
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