宿屋だった!
ちょうど1年前の今頃、オンラインストアを立ち上げた。滑り出しは好調で、宿を休館していた4.5.6月はオンラインストアの売上にかなり助けられた。宿のラウンジで行っていたようなゲストを呼んで話を聞くようなイベントもオンラインバージョンにして開催している。時を同じくして、ありがたいことに紙面とWEBで「書く仕事」も定期的にいただくようになった。どれにしても、もともとの仕事と全く違うわけではないが、勝手は全く違う。
そんな勝手の違う環境でも「やれることはどんどんやってゆかないと」と自分の中では脳みそをフル回転していたけれど、周りはもっと大きく変化してゆく人たちもいて、「隣の芝は〜」というヤツなんだけれど、やっぱり自分のところはお世辞にも「順調」とは言えないなか、引き続き悶々と「別解」を考え続けていて。そんなことを考え続けてもう1年になる。
ここで、緊急事態宣言が再度解除される。もちろん、「緊急事態宣言が解除される」だけであって、コロナがなくなったわけではない。コロナだけでなく、これから営業してゆくなかで絶対的に「別解」は必要になるだろうからこれからも「別解探し」は続いて行くわけだけれども、ちょっと立ち止まる。「別解探し」をしてきたこの1年。別解は新しい世界を見せてくれて楽しい。そして、一方でうまく行くのか緊張する。形になるまでには、当たり前のことだが時間がかかる。継続してゆかなければならない。そっちだけに気を取られ続けてはダメだよな、と。
自分の本職は宿屋であって、1166バックパッカーズとしては10年半。前職の宿勤めも入れればこの業界で14年を超える。宿屋としてやれることに、(遅ればせながら!)もう一度向き合わねば〜!!と急に感じた月末でした。
ちゃんちゃん
飯室でした
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